【心霊スポット】軍人病院についての真実~八幡市駅(1980年代)

八幡の野戦病院の踏切

有名心霊スポット、軍人病院の廃墟。

ここは「野戦病院」「軍人病院」「ビルマ僧院」などと言われている、京都で有名な都市伝説となった心霊スポットです。

しかし、本当に怖いのはそこではありません。
今回は八幡市で実際に起きている、その怖い話を綴ってみます。

1.現地八幡市の状況

八幡市には、全国にある八幡宮の総本山があります。

山に面した八幡市駅には、その霊験あらたかな石清水八幡宮の山頂へ向かうケーブルカーが直結しております。
そのケーブル駅の隅のほうにある、小さな階段。

これはかつて、誰でも登る事が出来て、山の中腹まで続いておりました。

しかし雑草に覆われていて、少し登ると1人分の幅しかなくなってくる上に、かなりの急勾配です。
その長く険しい、見た目にもかなり異質な物だったので、普通に人に利用されることはまず無い階段でした。

 

2.軍人病院に関する情報のデマゴギーと事実関係について

ところが30年以上前のことです。

肝試しにこの階段を登った若者が、とんでもない建造物の廃墟を発見します。
それが「野戦病院」「軍人病院」という心霊スポットの始まりでした。

史実からは、「ビルマ僧院」の予定地だったそうです。
しかしその異質な建造スタイルを見た当時の若者は「古い病院」だと解釈した為、「軍人病院」だと噂になりました。

更には様々な書類や機材などまでが、当時のまま放置されていました。
これが「カルテや医療器具が散乱している」という噂の元だと考えられます。

私も当時、実際に見に行った事があるのですが、その様子から「病院の廃墟」だと思い込んでおりました。
これが心霊スポット「八幡の軍人病院」の噂に関する顛末となります。

※ただし、「戦時中、結核の隔離病棟があったと記憶している」といった地元高齢者の証言もあるとのことです。

しかし本当に怖い話は、そこではないのです。
軍人病院自体が都市伝説として有名な心霊スポットですが、ここには実際に起きている怪談があるのです。

3.八幡市で有名な心霊スポット「軍人病院」の実話怪談

ここからは、心霊スポットとして有名なこの地で本当にあった実話怪談に入ります。

この八幡市駅にある踏切では、何度も同じような死亡事故が起きております。
地元民からすれば「いつもの事」になっている節があり、私も疑問に思った事はありませんでした。

そして今から10年前、またもや痛ましい事故が起きてしまいます。

出展:スポーツ報知・アーカイブ

megalodon.jp

この記事でも、やはり軍人病院へ肝試しに来た若者が亡くなっています。
そしてこの肝試しに来たグループの中には、私の知人の娘さんが入っておりました。

しかしその娘さんの話は、少し不可解だったのです。

 

4.この心霊スポットで起きた不幸な事故

当日、大阪に住む男女5人は、心霊スポット探検の感覚で、車に乗って八幡市駅までやってきました。
ところがその場所、いわゆる軍人病院が見つかりません。
そこでグループの1人の少年が「もう1度探してくる」と言って1人で歩いて向かいました。

その間にこの少年は事故にあった、というのが実際の顛末です。
記事ではなぜ線路に入ったのか捜査中とされておりましたが、私が聞いた話はこうです。

なんと少年は踏切から線路に入り、線路を歩き始めました。

踏切の前のカーブで電車が見えにくい」などと言われておりますが、回避する猶予はいくらでも考えられます。
怖い話、彼がなぜ線路に入ったのか、なぜ轢かれたのかは当事者達にもわからなかったそうです。

この八幡市駅の踏切に関しては昔からいわくがついておりまして、「電車に轢かれて死亡・原因不明、捜査中」などという少々不可解な記事が時折流されておりました。

accident.laboneko.jp

※なぜ線路に入ったのか、事実関係の捜査結果は現在末公開。

地元の定説いわく「京都方面から来る電車は踏切の直前のカーブで電車が見えにくい為、事故が起きやすい」などと処理されておりますが、果たして本当にそうなのでしょうか。
実際は本当に怪談などではなく、ヒューマンエラーによる事故だったのかもしれません。

ただ、現場に居た知人の娘さんは、確かにこう言っておりました。


●●君、何かに呼ばれてるみたいやった


八幡市駅の踏切


※ご注意

現在、この土地には所有者さんがおられます。
この施設跡へ繋がる階段は門で封鎖されており、管理者の許可無く侵入することは犯罪となります。
また、心霊スポットとして有名になってから近隣の方々が迷惑されているとの事です。
現地を確認される方は、Googlemapや検索画像などから閲覧しましょう。

haikyo.info

blog.livedoor.jp